【AUS日記-day1】突然の英語環境に絶望…sakuraのオーストラリアワーホリ体験記

オーストラリアへ向かう飛行機の中ではこれからの生活に対する高揚感でワクワクしていた。ところが。

ゴールドコーストの空港に着いた瞬間、全てが完全に英語になったんです。(当たり前)

アナウンスは英語で何言ってるか全然分からないし、シドニーに向かう飛行機に乗り換えないといけないのにスーツケースとか大きな荷物をどうしていいか分からないし、勇気を出してめっちゃオーストラリア人ぽい男性職員2名に話しかけてみたらめっちゃ冷たい塩対応でいきなり心を折りにくるし、やっぱりまた時間もギリギリだし…。

それでもまだこのときは目的地である「シドニーに行かなければ」というゴールがあったのでよかったんです。なんとか無事に乗り換えもできました。本当の絶望はシドニーに到着したときでした。

突然の英語環境に絶望

飛行機がシドニーに到着。降りていく人の流れに乗って、スーツケースも無事ピックアップ。相変わらずタイヤが一つ取れたままのバランスの悪いスーツケースを引きながらゲートを出ました。

「おおー!ついにシドニーに到着したー!!」

なんとか目的地に辿り着いた達成感を8秒間くらい味わいました。そして。

「…で?」

そう、ここからどうしていいかが全く分からないんです。

土地勘もない異国の地に急に放り出された気持ちになり(自分で来たんだろ)、漠然とした不安が押し寄せてきました。

バスに乗ってみた

今日泊まる場所も決まってないし、どこへ行けばいいかも分からない。え、ここってシドニーだよね?それでシドニーのどこに行けばいいの?状態。広い空港のロビーで10分程立ち尽くしました。

「…とりあえずここにいても何も解決しない、どこかへ向かわなきゃ。」そう結論を出した僕は、目の前にあったバスストップへ向かいました。とりあえずバスに乗ればなんとかなる気がして。

地図でチラッと目にした「Central(セントラル)」という中央っぽいところに行けばいい気がしたので、バスに乗り込んだ僕は「Are you going to Central?(セントラル行きますか?)」みたいな感じでカタコトの英語で質問しました。

すると運転手はこう答えました。「No.(行きません。)」

(あ、このバスセントラルには行かないんだ…)と思いながらも僕は、運転手に向かってヘラヘラしながらバスの奥へ(意味不明)。

運転手さんは奥へ向かう僕を振り返って何か話しかけてきます。もちろん何言ってるか全然分かりません。たぶん「え、セントラル行かないけど、ねぇ?」的なことを言ってるんでしょう(適当)。

初めて海外のバスに乗って慣れない英語をしゃべってテンパってたのもあるんですが、「別にセントラルに用事があるわけじゃないんでどこでもいいんです。笑」という気持ちで運転手さんに向かって僕はヘラヘラしながらこう言いました。「OK、OK!」(何が?)

運転手さんは「???」みたいな顔をしながらも扉を閉め、バスが出発しました。

動き出す初めてのオーストラリアのバス。行き先は「Burwood」という場所らしい。乗ってから色々考えていた僕は、こう思いました。「別にセントラルとか中央っぽいところじゃなくてもいいよね、到着した先で僕のオーストラリア生活が始まるんだ…!」

1時間後

ド田舎に到着。どーん

小さな商店街みたいなのがあるだけで、少し出るともう道と木しかありません。途中から「このへん本当に何もないな…、まぁ到着したら大きめの街があるんだろうなぁ」なんて期待してたんですが、どうやらこの小さな町が終点の様子。

「…よし、セントラルへ向かおう!」どかーん

オーストラリアドルの価値もまだ分かっていない僕は運転手の言い値で無駄にバス代を支払い(言い方)、運よく目の前にあった電車の駅ぽいところへ入りました。

小さな駅の中にはめっちゃ分かりやすい地図と券売機。並んでいた人に話しかけて(めげない)なんとかセントラル行きのチケットを買うことができました。

改札にチケットを通して電車へ。行き先もちゃんとセントラルへ向かう電車です。「分かりやすいなぁ、電車。なんで最初から電車に乗らなかったんだろ、バスとか一番どこ行くか分からないやつじゃん(失礼)」とか思いながらシドニーの真ん中っぽい場所を目指しました。

Central Sydney

Central駅に到着。電車の窓から見えてたんですが、ビルが立ち並ぶ大きな街。

改札を通って外に出た僕は「おおー!こーゆうことだよ!!」と、やっとシドニーに着いた実感が湧いてきました。バスがBurwood着いたときは一気に不安になったのでその反動もあり、都市っぽい街を目にしてなんだか急にやっていける気がしてきます。

オーストラリアの季節は日本と逆なので、9月の今は初春。まだお昼で太陽は高く、日向にいるとじりじりと暑さを感じるんだけど、日本と全然違うのは湿度。暑さもどこかカラッとしていてそよ風が気持ちよく、日陰にいれば気温に対してかなり快適に感じます。

駅を出てひとまず木陰に座り、頭の中でこれからの計画を立てました。まず最初にすべきことは宿の確保。野宿だけは普通に命の危険を感じるので避けなければいけません。

少し休憩してから再び歩き始めた僕は、「バックパッカーズ」を探し始めました。バックパッカーズとは、海外にはよくある安い宿のこと。これはちょっと調べて知ってたんです。ドヤァ

宿を確保

歩き始めて5分程。「BACKPACKERS」の文字が見えました。街にたくさんあるって言ってたけど本当にすぐ見つかった(・∀・)

とりあえず最初に見つけたバックパッカーズに入り、受付の金髪碧眼のザ・オーストラリア人のすごい美人なお姉さんにビビりながらも、意外とすんなり一泊できることに。お姉さんはすごく愛想よくバックパッカーズ内の設備などの説明をしてくれました。

部屋に通された僕は荷物を置いてひとまずベッドに横たわり、とりあえず宿が決まって無事に今日を生き延びれられる安心感を「… よ か っ た ぁ !!!」と噛みしめました。"初海外で英語も話せず泊まる場所が決まってない"というこれだけ大きな不安は、今後の人生であまり味わうことがないでしょう。

マクドナルドだ!!

宿についてしばらくそのままゴロゴロ。やっとの思いでたどり着いた今夜のベッドです、しがみついて離れたくないんです。もう外出たくない!笑

しかしそういうわけにもいかず、お腹も減ってきました。晩御飯を食べなければいけません。重い腰を上げ、ゆっくりとした足取りで表へ出ると、外はもう暗くなり始めていました。夕方の薄暗さがまた異国の地で言葉も通じない不安を煽ってきます。お金もないし(ここで残金5万円くらい)。

そんな不安を吹き飛ばす、大きな黄色い「M」の文字が目に飛び込んできました。「うわ!!マクドあるやん!!!!!」←大阪人

当然海外にもマクドナルドがあることは知ってましたが、見慣れたマクドナルドの雰囲気はすごい安心感。お母さん見つけた子供みたいな気持ちです(?)。

お腹もすごく減ってたので吸い込まれるようにマック入りしました。

マックの洗礼

日本で見慣れたあのマクドナルドですが、ただ一つ違うのは全てが英語だということ。ここで僕は洗礼を受けるのでした…。

まずメニューがいまいち理解できません。それでもメニューを指さして注文できるはずだと思ってたんですが、レジではメニューが手元にないんです。店員の頭の上にある大きなあのメニューのみ。とりあえず注文したいのは安いチーズバーガーっぽいやつのポテトとドリンクセット。

レジに行ってこなれた雰囲気を身にまといながら「Hi.(やぁ)」みたいな態度で挑みました。すると早速店員の女の子の態度がおかしいです。めっちゃ態度悪い。笑(後にこれが海外では普通というかよくあることだと知る)

インドネシア人っぽい女の子なんですけどたぶんオーストラリア人なんでしょう、綺麗な英語でペラペラ言ってます。もちろん何言ってるか全然分かりません。

まずは「チーズバーガー」と自分なりに英語っぽい発音で言ってみると分かってくれたようです(よし!いける!)。次に「セット、ポテト、アイスコーヒー」みたいなことを頑張って伝えました。すると店員の子がなんだか突っ込んで聞いてきます。とりあえず「イェスイェス」言っとけばなんとかなるはず。店員の子は相変わらずめんどくさそうな態度です。それでもとりあえず注文はできました。

それから待つこと数分。出てきたのはトレーに乗ったMサイズのポテトが一つ。ちょーん

どうしてそうなったのかは分かりません。くっ、これがマックの洗礼か…!ちっ、ポテトは相変わらずおいしいな!!!←文句言えず食べた

さすがにもう一度確認する勇気なんてありません。お腹も減ってたし。レシートみたらポテトの料金だけになってるぽかったから間違えてるわけでもなさそうだし。

塩のきいたマックのポテトだけを黙々と食べ続ける僕。「頑張って!」と送り出してくれた日本のみんなの顔が頭に浮かびます。みんな、世間の風は冷たいよ。…喉かわいたなぁ。

セブンイレブン

ポテトを食べ終わった僕はマックを後にし、もう一つ見つけた懐かしい「7」の文字が光るコンビニを目指しました。飲み物を買うために。

日本のセブンイレブンみたいに綺麗で広い店内とは少し雰囲気が違いますが、やっぱりすごい安心感が。あとコンビニの買い物は英語でも余裕です。欲しいものを持ってレジに行き、適当にお札を出して「センキュー」と言うだけですから。ドヤァ

これ海外あるあるだと思うんですけど、最初はレジで「7.75(セブンセブンティーファイブ)」とか言われても小銭の数え方が分からないので10ドル札しか出せず、どんどん小銭が溜まって財布が重たくなってくんですよね。笑

セブンでアイスコーヒーと大好きなグミを買い、宿に戻って一息「ふわぁぁ落ち着くぅ~笑」。別にそんないいベッドでもないけど、ここにいる間は何も頑張らなくていいよと言っているかのような包容力。

ちなみにオーストラリアのアイスコーヒーはミルクも砂糖もガッツリ入った激甘コーヒー。甘いもの好きな僕にはうれしい。おいしい。

まだ時間は22時前だけど、寝る準備をして今夜は早めに就寝。暗い部屋、ベッドに横になりながら「今日の朝はまだ日本にいたんだよな。すごい不安だったし色々あって大変だったけど、今オーストラリアにいるんだなぁ。」と今日のことを思い返します。

「明日は何から始めようかな、とりあえずケータイは必要だし…zzz」と、一日の疲れと緊張もあって初日は一瞬で眠りにつきました。