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【AUS日記-day0】僕が日本を出発した日の話。

僕がワーキングホリデーでオーストラリアに行ったのは2012年頃なので、情報が古くなっており今とは違う可能性があるのでご注意ください!
僕がワーホリで海外へ行くことを決めた経緯と、オーストラリアへ到着するまでの話です(/・ω・)/
英語話せないけど出国!
本当に突然でした。
当時一人暮らしをしていた僕は、2年住んだ家の大家さんから「家賃上げるから嫌なら出て行ってね」みたいなことを言われました。それって法的にどうなの?とは思ってたんですが、ことあるごとに「契約書、甲は乙に~~~」みたいな書面を持ってくるおばさんでとても面倒だったので出て行くことにしました、まじで変なおばさんだったなぁ。笑
突然言われたので退去までたった1ヶ月ちょっと。とりあえず実家に戻ることも考えましたが、「そうだ、それなら今のバイトも辞めて他県に引っ越してみようかな?」という考えが頭をよぎりました。20歳を過ぎ、長く続けていたバイトや生活に変化が欲しいお年頃だったんです。
家もバイトも一から新しく探すとなると、別に生まれ育った土地にいなければいけない理由がなく「本当にどこへでも行けるんだなぁ」と実感。どこにしようかな、やっぱり東京かな?なんて色々考えていると、「というか別に日本じゃなくてもいいのか…」と、元々興味のあった英語を勉強するために海外で生活することを考え始めました。
それからすぐにパスポートを作って、乗っていた400ccのバイクを売って軍資金20万円ちょっとを用意し、家を追い出されると同時に日本を出国、オーストラリアへ向かいました。
これから始まるであろう未知の生活に期待しながら、バタバタと慌ただしく最低限必要なものを買いそろえたり準備をしました。
出発する当日までバタバタ
出発日当日。家を出るのが遅くなってしまい慌てました。
「電車の時間に間に合わないかもしれない…!」まだ暗い早朝の静かな住宅街の中、息を切らしながら買ったばかりのスーツケースをゴロゴロ!ガラガラ!と引きながら一人で全力疾走。ゼェゼェ言いながらやっと駅が見えてきた…と、その時。
スーツケースのタイヤがポロリと一つ外れました。「あ、取れちゃった、付けれるかな?」と思い、落ちたタイヤを拾いあげると「…ッ!?!?!!?」とタイヤを手放す。めっちゃ熱かったんです、火にかけてるフライパン触っちゃったみたいな。
なんと、ずっとスーツケースを引いて走り続けていたせいでタイヤが熱を持ち、プラスチックが溶けて外れてしまったようでした。もちろんもう付けられないでしょうが、もう電車の時間も迫っています。テンパっていた僕は熱いタイヤを3回くらい拾っては「あつぅッ!!?」と手放し、いつまでも冷めないタイヤをなんとか布にくるんでスーツケースに突っ込み(そういえば燃えなくてよかったな?)、駅のホームに駆け込むとちょうど目の間でプシューッと扉が閉まり、僕が乗るはずだった電車が出発してしまいました。
「…あと3秒早ければ間に合ったのに。」
ガタンゴトンとゆっくり動き出す電車。まだ息を切らしながら汗だくで電車を一人見送る僕の横には、3点で立つバランスの悪いスーツケースとまだ熱くて触れない外れたタイヤ。
まだまだバタバタ
早朝で本数の少ない電車。ずっと「飛行機の時間がやばい…飛行機の時間がやばい…!」とソワソワしながら待ち、20分ほどしてやっと到着した次の電車に乗って空港へ向かいました。
時間は本当にギリギリ。電車が空港に到着してからも全力で走る僕。そしてなんとかジェットスター国際線のチェックインカウンターに辿り着く。
…しかし!!
チェックインしようとすると、ワーホリの紙?海外出国に必要な紙?なんだったか忘れたけど、何か書類が一つ足りないせいで出国できないとのこと。
「…終わった。アホ過ぎる…。」
もうカウンターには搭乗者なんて一人もいません。僕だけがバタバタとスーツケースを開けたり中身を広げて慌てている。「どうしよ!?どうしよ!?え、行けないの!?飛行機代は!?え!?」と青ざめながら泣きそうになっていると、その書類はネットで確認できるということをジェットスターのお姉さんが調べてくれて教えてくれました。
だけどパソコンなんて持ってないし、スマホはなぜか忘れたけどこのとき使えなかったんです。するとお姉さんはカウンターの中に僕を通してくれて、ジェットスターのパソコンで書面を確認させてくれることに。僕はあの空港カウンターの中に入ってPCを触った数少ない一般ピーポーの一人だろう。
書類が確認でき、もう本当に飛行機が飛び立つギリギリの時間。次はまた別のお姉さんが「こちらへどうぞ!」と連携プレーで、なんだか普段は通れないはずのVIPな道を開けてくれて、2人で走って移動。
そしてついにゲートに到着。もう入り口を閉めようとしていたお兄さんが、「あ、よかった!来た!こっちです!」みたいに迎えてくれて、完全に24時間マラソンのゴールの雰囲気で滑り込むように飛行機に飛び乗りました。
機内に入って荷物を上の棚に入れて席に座ると、僕が入ってきてから2分もしないうちに滑走路へ向けて動き出す飛行機。本当にギリギリだったなぁと思いながら窓の外を眺め、神対応してくれたジェットスターの職員さんたちにもっとちゃんと感謝を伝えたかったと名残惜しさを感じつつも、ここでやっと「…ふぅ、間に合った…よかった…!」と、この日初めて一息つけました。
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