【AUS日記-day2】バックパッカーズ初日寝過ごし事件

行き先もあても何もない状態で渡豪し、到着時に残金$500(約5万円)ちょっとという状態。しかも英語ほとんど分からない。
とりあえずバスに乗ってみたり電車に乗ってみたりフラフラと移動し、「セントラル」と書かれたなんだか街の中心ぽい場所を目指し、なんとか宿を得たことに安心した僕は「はぁ…なんとか野宿は免れた…英語分からないのに宿ってとれるもんなんだな。」と思いながら、その安堵と心地よい一日の疲れからすぐに眠りについた。
そして翌日の朝…。
チュンチュンッ…
静かな朝。かすかに聞こえる鳥の声で目が覚める。
シーン…
「ドンドンドン!!!」
「ドンドンドン!!!」
(突然激しくドアを叩く音)
僕「!?(え?なに?)」
シーン…
僕「(え、こわ、まじでなに…?)」
カチャカチャ…カチャカチャ…
(カギをいじってる音)
僕「…?(いやいや、え…?)」
ガチャッ!!
僕「(え、ドア開いたんだけど!?)」
\インドネシア人が現れた!/
テレレッ♪テレレッ♪テレレッテレレッテレレッテレレッテレレーテレレレレー♪
ティリリッ!♪
インドネシア人「assdv;al;utaotuvapuwp9n3v vavewaa!!!!!」
インドネシア人が何か早口でしゃべっている!
- たたかう ← ティリッ!♪
- アイテム
- まほう
- 逃げる
sakuraの攻撃!
僕「きゃ、キャナイステイ、ワンモアナイト?」
ティリリ!♪
インドネシア人の反撃!
インドネシア人「NO!!」
バババッ!!!
sakuraに40のダメージ!
追い出された。
…「いやいやなんでやねん!!Σ(゚д゚|||)」
って言いいました、心で。
とりあえずしぶしぶ部屋を出て受付のかわいいオージーの金髪碧眼お姉さんに頑張って聞いたところ、「その部屋は次の予約がもうあるので部屋を移ってくれたらいいわ」とのことでした。
あいつ(彼)もそう言ってくれればいいのに!!(゜-゜)←たぶんそう言ってた
セントラルをウロウロ
英語が全然分からない中、受付のお姉さんは優しく教えてくれて、「simカードないならあそこにお店あるよ」的なアドバイスまでくれました。初日は結構冷たいオーストラリア人にばかり出会ったけど、やっぱり優しいいい人もいるんだなぁと思いながら外へ。
まずはオーストラリアでスマホ使えるようにするため出発!…と思ったものの、お姉さんに言われたとおり行ってみたんだけど全然たどり着けない(←言われた通りに行けてない)。まぁ別にいいか。と、街の散策もしたかったのでそのままセントラルをウロウロ。
2日目の今日も天気がよくて朝から心地いい日差しとそよ風が気持ちいい。過ごしやすい気候のシドニーの街を散歩しながら色々発見していくのが楽しい。
お昼ご飯はセブンで買ったサンドイッチ。レストランに入る勇気はまだない。
今日simカード買うのはもう諦めた、また別の日にしよう。それよりウロウロしてて見つけたこっちのバックパッカーズの方が街の真ん中に近くて出歩きやすいな、明日からこっちに泊まろう、なんて考えながら2日目は特に何もせずに過ごした。
油断大敵
仕事探したりもしなきゃいけないんだけど、シドニーで宿を確保するという最大のミッションをすでにクリアしている僕の心にはだいぶ余裕が生まれていた。とりあえず数日は安心して過ごせることが決まってるんだから、そこまで焦ることもないな。
街が全部英語だからなんだかかっこいいなhahahaなんて浮かれていられたのは、この日が最後だった。
そう、僕にはお金がないのだ。←残金5万円切ってる