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カタカナ英語は通じる!日本語訛りでも通じる英会話のコツ

カフェのガラス越しに見える笑顔の女性

口コミ体験談投稿者:sakura

英語の発音に苦手意識を持っている日本人は数多くいると思います。ですが「日本語訛りのカタカナ英語は通じない」というのは間違い。

世界では英語を第二言語として話す人がほとんどで、インドっぽい訛りもあれば中国訛りがひどい人だっています。

そんな彼らがビジネスの場で欧米の人達と対等に英語で会話をすることができるのはなぜでしょう?

また、彼らに比べて日本人が話すカタコトのカタカナ英語の方が通じないような気がするのはなぜでしょう?

関連:【カタカナ英語を直す方法】日本語訛りを矯正して綺麗な発音で英語を話す!

カタカナ英語は通じる!

壁際に並ぶ色んな国籍の5人の男女

英語は発音も大事ですが、スラスラとスムーズに会話をするために大切なのは「日本語訛りがひどくないか」「カタカナ英語になっていないか」ということではなく、「そのフレーズが自然な言い回しであるかどうか」です。

例えば以下のようなシチュエーションを想像してみてください。

あなたが日本で買い物をしているとき、あるお店に入ると中国人留学生らしき女の子の店員さんがいました。

店員さん「イラサイマセー」
あなた「すいません、これを探してるんですがありますか?」
店員さん「それあるネ、チョトマテテ」

このシチュエーションであれば、中国人の日本語の発音が悪くてもおそらく聞き返すことはないでしょう。

では次に、これだとどうでしょう?

店員さん「ヤコスオデクダサマスタ(ようこそおいでくださいました)」
あなた「??…すいません、これを探してるんですがありますか?」
店員さん「オスリマス(恐れ入ります)、」
あなた「???」
店員さん「トテンハソツリニショヒンオアテカテアリマスン(当店ではそちらの商品を扱っておりません)」
あなた「?????」

この店員さんはものすごく丁寧な言葉を話そうとしてくれているのかもしれません。

ですが、あまり日常で使われない言葉になればなるほど発音が少し違うだけで全然聞き取れなくなります。

日本人の英語が通じないのはカタカナ英語ではなく「完璧に話そうとし過ぎる」ことが原因

「日本語訛りに気をつけてカタカナ英語を直さないと通じない!」と細かい部分を過剰に気にしたり、あまり日常で使われることのない"無駄に正しいフレーズ"を覚えようとしたりする。

これが原因でどんどん通じない英語になってしまうという悪循環が起こりやすいのが日本人の英語勉強あるあるです。

少し考えてみてください。日本で友達とレストランに行って、

あなた「何頼む?わたし水!」
友達「え?あなたは水ではなく人間でしょ?」

なんてつまらないこと言われませんよね?

英語でも同じです。むしろ「お飲み物はいかがですか?」と聞かれたら「Water, and tea for her.(水、あと彼女に紅茶。)」とニッコリ言うだけで十分。

「これだけだと失礼なんじゃないか?」と思う人もいるかもしれませんが、怖い顔をしながら丁寧な言葉で注文してくる人の方がよっぽど変に思われます。

日本の学校の英語教育にも問題が?

あとは学校での英語教育にも問題があり、テストでは正しくないフレーズは間違いとされてしまいます。

テストでは「This is a Pen.」が正解で、「This is Pen.」「This is the Pen.」は間違いとされる場合が多いでしょう。ですがこの後者2つは文脈によっては正しい英語です。(※ここでは詳しく書きませんが、興味のある方は「冠詞」について調べてみてください。)

それに「a」が抜けている、「I’m ~」の「m」が発音できていない、といった細かいことが原因で通じないなんてことはほぼありません。それらがあるかどうかで意味が大きく変わるフレーズの場合は別ですが、多くは会話の流れで分かるため聞き返されることはないでしょう。

日本語訛りのカタカナ英語でもスラスラ通じる英会話のコツ

人にもよりますが、国民性として日本人は完璧主義である傾向が強いのかもしれません。

「コップ1杯の水をいただけますか?」みたいな、できるだけ丁寧で正しい英語フレーズを勉強したがります。

あまり使われない不自然なフレーズになればなるほど発音が少し悪いだけで全然通じなくなるので、より発音にコンプレックスを感じてしまう。

そんな悪循環から抜け出すための「日本語訛りのカタカナ英語でもスラスラ通じる英会話のコツ」は、まずは教科書にあるような堅苦しい英語フレーズを学ぶのをやめること。

そして実際に自分が英語を話したいシーン(友人とカジュアルに話す、ビジネスでフォーマルに話す)で使われている英語をマネして覚えるのが一番でしょう。

今はHapa英会話|Podcastのような素晴らしいものもたくさんあり、簡単に自然な英語に触れることができます。

こういったものを利用して自然なフレーズを覚えていけば、多少英語の発音が日本語訛りでも全く問題なくスラスラと英会話ができるようになります。

「だけどやっぱり発音よくカッコいい英語を話したい!」という方は、僕のブログの方で詳しくお話ししているのでよければそちらも見てください、こちらの記事は中々内容の濃い記事になっていると思うのでおすすめです^^

関連:【カタカナ英語を直す方法】日本語訛りを矯正して綺麗な発音で英語を話す!

それでは以上、日本語訛りのカタカナ英語でもスラスラ通じる英会話のコツでした。