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【英語のLの発音のコツ】上手く「エル」を発声するために

「LOVE」の文字の積み木

投稿者:sakura

日本人は英語を学んでいると必ず“発音"というカベにぶち当たります(´・ω・)

R(アール)はまだ分かりやすいのですが、L(エル)の発音って意外と難しいですよね。そこで今回は僕がいろいろ試したLの発音矯正方法やコツを書いてみます。

英語のL(エル)の発音のコツ

開いた本のページ

LやRは日本語にすると「らりるれろ」と訳されるので、この日本語のらりるれろがLの正しい発音の邪魔をしている気がします。

日本人が「らりるれろ」と発音するとき、舌先が口腔内の上側に触れますが、Lを発音するときは舌先を上顎に触れさせるというよりも、舌の中腹あたりを上顎に近づけていくような感覚です。

言葉だと分かりにくいので、以下僕のファンタスティックな絵で説明します。

口や舌の形を意識する

Lを発音するときの舌の形
Lを発音するときの舌の形のファンタスティックな絵

こうして舌の中腹あたりを上顎に近づける感じ。

慣れてくればこうしなくてもLの発音はできるんですが、発音を矯正するコツは「口や舌の形をイメージすること」だと思います。

いくら英語ネイティブスピーカーに完璧に単語を発音してもらったって、口の中を見ることができるわけではないのでそれを真似をすることは難しいです。(ある程度感覚を掴んでいて、それをさらにネイティブの発音に近づけていく分にはそうして本物の発音を聞くことは効果的だと思います)

ただ「ある程度の感覚」もない場合、“日本人で英語を話せる人"に日本語で説明してもらうのが一番簡単に発音を矯正できるのではないでしょうか。

関連:【日本語OK!】日本人・バイリンガル講師のスクール7選

正しい音が出れば形はどうでもいい

英語の発音は別に舌の形が決まっているわけではなく、「正しい音が出れば形はどうでもいい」んです。

関連:【英語のRの発音のコツ】「巻き舌」ではなく「盛り舌」にしてみよう!

なのでLもこれといって決まった口の形があるわけではなく、いろいろ試してちゃんとLの音が発声できる形が作れればそれでいいんです。

舌を前歯につけてみたり舌の中腹を上顎に近づけてみたり舌を平な形にしてみたり。

その状態で鏡を見ながら「らりるれろ」って言ってみてください。すごいアホっぽくないですか?

ネイティブは発音を教えられない?

青い空と飛行機

僕が海外留学をしていたとき、イギリス人の友達ができました。しかも彼は「発音を直してあげるのが趣味」だと言うではありませんか。

そんな機会滅多にない!ということで僕は早速彼のレッスンを受けました。といってもお酒飲みながら片手間な感じだったんですけど。

そして以下のような会話になりました。僕はこのときほぼ全く英語話せなかったんですけど簡単な単語を組み合わせて頑張って伝えました。

発音矯正レッスン開始

リラックスして話す外国人の男女

僕「Lの発音難しい、教えて!」

イギリス人の友達(以下友達)「おーけー!じゃあplease(プリーズ)って言ってみて!」

僕「プリーズ。」

友達「違う!もっとこう!」

僕「プリーズ。」

友達「んー、なんか違うんだよな。わかった!じゃあアルファベットを最初から発音してみよう!僕のあと繰り返してね!a(ェ)b(ブ)c(クッ)d(ドゥッ)…」

僕「(真似する)」

友達「よし、問題ないね!じゃあもいちどpleaseって言ってみて!」

僕「プリーズ。」

友達「うん。なんか日本人の舌ってきっと日本語を話すための形になっているんだろうね!よし、飲もう!(投)」

みんな「うぇーい!www」

発音矯正が趣味なイギリス人に結構すぐに諦められました(・ω・)。

日本人が発音を学ぶコツ

窓際の席で授業を受ける女子高生

日本人が英語の発音を学ぶなら、「ネイティブの発音を聞いて真似して覚える」という方法は上手くいきません。

前述のように僕は彼の発音を真似したんです。でもできなかったんです。何が違うのかよく分からないんです。

日本人からもらった発音のアドバイス

そんなある日、日本人同士で「Lの発音難しくない?」という話をしていると、その中の一人がこんなアドバイスをくれました。

「舌を前歯につけて発音するとそれっぽくなるよ。」

この一言をきっかけに僕はコツを掴めたんです。それからなんとかLを上手く発音できるようになりました。

今思えばLは別に舌を前歯につける必要はないんです。だけどこのアドバイスがあったおかげで確実にコツを掴むきっかけになったんです。

発音矯正は大事!?

発音はとても大事。なぜなら発音によって違う意味になったり伝わらなかったりする言葉もあるからです。

例えば以下は全て違う意味の単語。

  • Raw
  • Row
  • Law
  • Low

だけどカタカナにすると全部「ロー」ですよね。

日本人からみたら全部一緒でも、英語ネイティブが聞いたら全部全く別の発音なんです。それをなんとなく文脈や流れで聞き手に推測してもらってやっと成り立つ会話より、やっぱりきちんと伝わる方がいいですよね。

関連:【発音矯正コースがある!】オンライン英会話サービス7選

まとめ

ビーチのブランコに座る女性の後ろ姿

友達の間での会話だったら別にいいんですが、ビジネスシーンやフォーマルな場で英語を使う機会のある人にとって発音は中々大切な要素です。あと発音が綺麗な方がかっこいい(´・ω・)←大事

ということで今回はL(エル)の発音を矯正する方法とコツでした。

発音矯正や母音の発音のコツについては以下の記事で詳しく書きましたので参考にしてみてください(´・ω・)

関連:【カタカナ英語を直す方法】日本語訛りを矯正して綺麗な発音で英語を話す!