大手キャリアの通信速度制限がかかってしまった場合は低速モード128kbpsになったりするので、その場合は今回実験してみた格安simよりもさらに少し重くなるかもしれません。
多くのオンライン英会話スクールでは無料の通信ソフトであるSkype(スカイプ)を利用してレッスンを受ける形になりますが、今回は格安simの低速モードでスカイプを利用した場合、スカイプを使用せずスクール独自の通信ソフトを利用した場合の2パターンで検証してみました。
格安simの低速モードでオンライン英会話レッスンを受けてみたよ
結論から言うと、カメラをオフにして音声通話のみであれば受講可能でした。
スカイプを利用するレアジョブ英会話、独自の通信ソフト(アプリ)を利用するネイティブキャンプの2つを試してみましたが、スカイプを使用するかどうかに関わらず「格安sim低速モードだとビデオ通話はきびしい」という結果に。
あとはたまに接続が途切れて、再びこちらからコールしたり電話がかかってくるのを待たなければいけないという場面も。とは言え、音声のみであればなんとか普通にレッスンが受けられるという感じだったので、「格安simの低速モードだと通信がブツブツ途切れて全くオンライン英会話レッスンが受けられない!」ということはありませんでした。
POINT通信速度が遅い状態でタイムラグがあるようだと、講師の方から「なんか重いね、カメラをオフにしてみて」と提案されることがあります。もしくは自分から「コネクション(接続状態)が良くないのでカメラをオフにしてみます」と言って音声通話のみにすれば、格安simなどの低速モードでもオンライン英会話レッスンが問題なく受けられます。
格安simで問題なくできること
格安simだと、ツイッターやフェイスブックといったSNS、LINEでメッセージを送ったり通話するということは問題なく利用することができます。この場合通信速度が遅いことでストレスを感じることもあまりなく、普通に使えるといった感じ。
ですが、今回のオンライン英会話ビデオ通話のような場合や、画像や動画を読み込まなければいけないインスタグラムやYouTubeといったものは低速モードだとかなりストレスを感じます。というよりも動画なんてほぼ見れない状態。
なので格安simでオンライン英会話レッスンを受ける、もしくは通信速度制限がかかってしまった状態でレッスンを受ける場合は、LINEで通話をするようにカメラをオフにして音声通話のみで対応することでなんとか受講可能。
ただ、毎日のオンライン英会話が音声通話のみだとあまり効率がいいとは言えないので、普段はWi-Fiを利用していてたまに格安simの低速モードでオンライン英会話講師とフリートークをする、といった使い分けをするのであれば効果的に利用できるかもしれません。
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