本当に必要なの?今求められている”子供のための英語学習”について

積まれた本と紅茶

口コミ体験談投稿者:naviさん(40代女性会社員)

今求められている"子供のための英語学習"

ソファの上で楽しそうな笑顔を見せる海外の母子

東京オリンピックを見据え、文部科学省ではグローバル化に対応した英語教育改革実施計画を立てています。初等中等教育の段階からグローバル化に沿った教育環境や、特に小学校における英語教育の拡充の強化に努めはじめました。

小学校の英語教育では、コミュニケーション能力の素地を育てるため英語を使った外国語活動の授業が組まれていきます。小学校高学年になると英語そのものの語学運用力も試されることになり、学習到達目標をもった授業が行われることになりました。

また、東京オリンピック・パラリンピックに向け、子供たちからの英語による日本文化の発信、国際交流・ボランティア活動の取り組みが多く取り入れられます。日本の伝統文化や歴史などの学習にも重点が置かれることになっています。

この実情からも、幼児から小学校からの英語学習が注目されており、将来本格的に英語を使いながら活躍する人材を育てていくことが求められています。

英語学習を始める時期

英語学習を始める時期は、外国語活動として英語教育が小学校3年生から始まっているので、それと同時期かそれよりも少し前からスタートするのがおすすめです。

多くの国で小学校3年生以前から英語教育を導入しています。韓国、中国、台湾と比べても、韓国では1997年以降、中国と台湾は2001年以降から、小学校3年生からの英語教育が実施されています。単に外国語を知識として学ぶのではなく、実際に使われる環境や目的に合わせて発信できることを目標とする場合は、小学校入学してから子供の成長に応じて始めてみる方がよいかもしれません。

英語学習の具体的な目標

窓際の席で授業を受ける女子高生

英語学習の具体的な目標は何でしょうか?それによって英語学習をどうやって進めていくか、何に重点を置くか等、学習教材や学習活動も変わってきます。

比較的初歩段階からの英語学習については、以下の3つの能力について目標を立ててみるとよいでしょう。

  1. 聞くこと・・ゆっくり、はっきりと話された時に、自分のことや身の周りのモノを表す簡単な語句を聞き取り、意味がわかること
  2. 話すこと(やりとり)・・あいさつ、感謝、お願いをしたり、それらに応じたり、自分や自分の身の周りのモノについて、自分の考えや気持ちを伝えることができること
  3. 話すこと(発表)・・複数の人がいる前で、自分の考えや気持ちを話すことができること

初歩的な段階では、「読むこと」「書くこと」をあまり求めず、「聞くこと」と「話すこと」に重点を置いた楽しい活動を通してコミュニケーション能力を育てていきましょう。

民間教育施設の活用

新たな英語教育の実践に伴って、学校現場では高度な英語専門の教員の人材不足が課題となっています。そこで、民間の教育施設として、英会話スクールや塾、学童保育施設、家庭教師等で英語学習を補っていくのがおすすめです。

特に、英語学習の目的が「聞くこと」と「話すこと」である場合、英語指導者という相手がいなければ成立しません。中学校以降のような知識としての英語ではなく、子供の「言いたい」という気持ちを引き出せるような自然な言語習得について、指導力のある講師が在籍している場所を選びましょう。

例えば、絵本の読み聞かせにおいても、ただ講師の側が読むだけで済ませていないか、子供たちに呼びかけたり答えさせたりして対話を促しているか等、英語の「聞くこと」と「話すこと」に沿った指導をしているかどうかをチェックしながら子供にあった教育施設を選びましょう。

オンライン英会話は自宅にいながら気軽に実践でき、比較的費用の負担が少ないことからも有力な選択肢の一つになります。

まとめ

積み重ねた本

いま英語学習が求められている理由は、東京オリンピック開催を前にグローバルに活躍する人材育成が進められているからです。

日本の文化、伝統、歴史などを理解し、子供たち自ら発信できるようになるために、「聞くこと」と「話すこと」を重視した英語教育が学校現場でも始められています。

しかしながら、学校現場では高度な英語専門教員の不足という課題を抱えているため、民間の教育施設をうまく活用してコミュニケーション力を養うことが求められています。

参考:吉田研作(監修)(2017)「小学校英語はじめる教科書」mpi松香フォニックス