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【英語勉強方法】初心者と中級者では全然違う!?英語を話せない人が意識すべき9つの注意点~初心者編~

英会話の勉強を始めたけど「中々上達しない」「いつまで経っても上手く話せるようにならない」と悩んでいる人は多いはず。思うように上達しない原因は、初心者・中級者の勉強方法は違うということを意識していないからかもしれません。

そこで今回は、英語初心者・中級者によって違う効率の良い学習方法初心者編です。

英語初心者が気を付けなければいけないポイント

虫眼鏡を覗く金髪の少女

「勉強しているのに英語を話せるようにならない」という人に共通しているのが、アウトプットに比べてインプットの量が多過ぎるということ。

どれだけたくさん勉強をしても、英語は使わなければ忘れてしまいます。10歩進んでも使わないから8歩戻ってしまうといったような状態では効率が悪いですよね。逆に言えば、2歩ずつ進むだけでいいと言えます。

つまり英会話初心者の方は、もっと少ない勉強量でいいんです。その代わりその少しの英語を確実に使い自分のモノにしていくということにフォーカスして英語を学んでいきましょう。

話す機会を持つ

3人の英語ネイティブな男女の会話

英語は使うことが大切だと言っても、「スピーキングはもっと後で。」「使うのはもう少し先。」こう考えている英会話初心者の方は多いと思います。ですが前述した通り、たくさん勉強していても言葉は使わなければどんどん忘れていってしまいます。

いきなりスピーキングにチャレンジして失敗したくない、上手く話せないと恥ずかしいという気持ちは誰しもあるものですが、そもそもいくら勉強しても“いきなり上手く話せるようになる"ということはこの先ずっとありません。

それよりも「最初は上手く話せないのはしょうがない」と考え、「覚えたフレーズが1、2つ使えればそれでOK」という楽な気持ちで「英語を話す機会」を積極的に作るようにしていきましょう。

スピーキングの機会の作り方

スピーキングをする機会の作り方についてですが、今はオンライン英会話などで自宅にいながら簡単に英語を話す機会を作ることができます。

もしくは実際に海外の人と会って会話をすることができるランゲージエクスチェンジ等を利用するのもいいと思います。

英語初心者のための具体的な勉強方法

ここからは具体的に「どうやって英語を勉強すればいいのか」という話をしていきます。

1・自己紹介の台本を作る

付箋を貼った本とノート

英語初心者はまず「英語での自己紹介」を極めましょう。

前述した通り、英語を効率良く勉強するためには話す機会を持たないとダメですが、人と話す機会を作ったときに毎回することになるのがこの自己紹介。

自己紹介は唯一「台本を用意してそのまま話す」ということができます。「自己紹介で使えそうな英語のフレーズ」を勉強の中でどんどん取り入れて行って、自分なりの自己紹介の台本を作りましょう。

それを何回も何回も一人で繰り返し声に出して練習し、言い慣れた自己紹介を実際に使っていきます。最初はずっと同じパターンの自己紹介でいいですが、慣れてくればそれを長くしたり別のパターンを考えたりしていきましょう。

2・自分の好きなことや趣味について英語で語ろう

クッキーとコーヒー

自己紹介が上手くできるようになってきたら次は「自分の趣味の話や好きなこと」など、話しやすい好きなトピックについてのフレーズを覚えていきましょう。

趣味の話、どんなことが好きかという話題以外にも、休みの日によくしていること、好きな食べものや季節の話など、そういう話をする機会は多くなってきます。

さらにこういった話は自分から相手に振ることもできますよね?

すると相手は答えた後に「あなたは?」と聞き返してくれるので、こうすることで勉強したフレーズを確実に使うことができます。

趣味や好きなことについての台本を作っておき、覚えたフレーズをスラスラと言えるようにしっかりと準備をしておきましょう。

3・"speak, speak, and speak."

会議室で会話をする4人の男女

ここまで見ると「自分の言いたいことばっかり言ってる」という様に見えるかもしれません。

ですがまだ上手く話せない英会話初心者が英語を学習する上で必要なのは「speak, speak, and speak.」、つまり自分がひたすら話すことです。

相手の言うことに耳を傾けるのはもっと後になってからでもいいんです。リスニングを練習すると多少聞こえるようにはなるかもしれませんが、自分が話せるようになるわけではありません。

それよりもスピーキングを重視して練習していると、自分が使ったことのあるフレーズを他の人が使ったとき、それがすんなりと耳に入ってくるようになるもの。

なので最初はひたすらスピーキングを重視して勉強していきましょう。

4・リスニングに特化した勉強は必要ない?

そもそもリスニングに特化した勉強をする必要はありません。

なぜならスピーキングをするということは必然的にリスニングをする機会もセットで付いてくるからです。

なのでリスニングに特化した勉強法では思うように上達しないので、最初は必要ないでしょう。

5・単語を覚えてボキャブラリーを増やす

やっぱり単語のボキャブラリーを増やすのは大切です。

会話をしていてポツポツと分からない単語がある程度であれば「どういう意味?」と毎回相手に聞けばいいですが、単語をほとんど知らない状態だとやっぱり会話になりません。

ただ気を付けなければいけないのが「単語を覚えるという勉強がメインになってはいけない」ということ。

メインはあくまで「自分の言いたいフレーズを英語で言えるようになる」ということ。それにプラスして単語のボキャブラリーを増やすようにしていきましょう。

6・単語の発音を理解する

将来的に「かっこいいネイティブ的な綺麗な発音で英語を話したい」と考えているのであれば、「単語の発音もセットで覚える」ということを意識しておいた方がいいです。

発音を正しく知るためにはまず発音記号を理解しておかなければいけませんが、発音記号の数はそんなに多くないですし、一度分かってしまえばむしろ単語の発音が一目で分かる便利なものです。

「この単語はこういう音です」とはっきり辞書に書いてあるのですから、人の曖昧な発音を聞いてなんとなく理解するよりもはるかに確実で簡単ですよね。

例えば「ball」「bowl」はどちらも日本語では「ボール」ですが、この2つは全然違う発音です。

こういう細かい部分をしっかり理解していないと後々苦労することになるので、最初から発音記号を理解して発音もセットで単語のボキャブラリーを増やしていくのが効率がいいですよね。

発音記号や覚え方については以下の記事で詳しく解説しています。

7・文章だけで英語を勉強してはいけない?

パソコンの画面を見て頭を抱える眼鏡の女性

「英語で会話できるようになる」ということを目的としているのであれば、文章だけで勉強するのはやめた方がいいでしょう。

文字だけで勉強すると単語の発音やアクセントを理解するのに時間がかかります。例えば単語のアクセント等は音声で聞けば一瞬で分かるので、音声付きのCDがあるなら面倒臭がらずにちゃんと聞くようにしましょう。

あとは文章だけだとフレーズのニュアンスが分かりにくいということもあります。

怒っているときによく使われるフレーズなのか、いい意味なのか、悪い意味なのかといった細かい部分も、視覚や聴覚を通してインプットする方が効率良く理解することができます。

「英語学習法といえばテキスト」という日本人がまだ多いと思うので、こういったところが「勉強しても上達しない」という結果に結び付いているのかもしれません。

8・聞き流すだけの勉強法

音声を聞き流すだけ。ドラマや映画を観るだけ。はっきり言いますが、これだけで英語を話せるようになることはまずありません。

僕はあるアメリカのドラマでシーズン6まであるものを最初から最後まで全て観ましたが、それが僕の英語力を向上させたとは全く思いません。笑

ストーリーはなんとなく分かるので観てて面白いかもしれませんが、それだけでは勉強にはなりません。100歩譲ってリスニングにはいいのかもしれませんが、それも「英語の抑揚のつけ方が分かってくる」というくらいで、フレーズをはっきりと聞き取れるようにはなりませんでした。

逆にドラマを観ていて気付いたのは、「自分が言えるフレーズはすんなりと聞こえる」ということ。ここで僕は改めて「まずは自分が言えるフレーズを増やしていくことが最優先だ」と感じました。

9・シャドーイング~口に出してマネをする~

自分で使いたい英語のフレーズを見つけたら、必ずそれを声に出してマネしましょう。“シャドーイング"というやつです。

僕の経験上しっかりとシャドーイングをしたフレーズは、その時の状況、音声の声が男性だったか女性だったか等の細かい部分までセットで覚えていることが多いです。

そうしてマネをしたことのあるフレーズは記憶にしっかりと残りますが、聞き流していただけのフレーズはきれいさっぱり忘れることが多いものです。

シャドーイングをするからこそ英語のフレーズは音声で聞いたそのままの形で覚えることができるので、音声と同じようにスラスラと言えるようになるまでしっかりとマネしてみましょう。

まとめ

本を読む金髪の女性

ここまで英語初心者のための勉強方法を色々と書いてきましたが、なによりも大切なのはやっぱり“継続すること"です。せっかく英会話の勉強をしても途中で諦めてしまってはもったいないです。

ですが今回解説した方法であれば人と会話をしていく中で、

「覚えた英語が使えた!」
「ちゃんと通じた!」

という小さな成功体験がたくさんあります。なので他の勉強法に比べて英語勉強のモチベーションも維持しやすいはず。

さらに勉強量も少なくていいというのが続けやすいポイント。
「自分が言いたいことをたった数フレーズ覚える」「台本を作って練習する」という簡単な内容なので、英語の勉強を継続するという面でもメリットのある勉強法。

今まで思うように英語を話せるようにならなかった方、これから英会話を始める方。英会話初心者の方はこの機会に騙されたと思って一度チャレンジしてみてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^