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ECCオンラインレッスンとECCウェブレッスンの違い
★★★☆☆ 口コミ体験談投稿者:安倍さん(30代会社員男性)
オンラインで学べる英会話スクール。ちょっとネット検索しただけでもたくさん見つかります。
選択肢が多いのは嬉しい反面、どれがいいのか目移りして困ります。それぞれの公式サイト上にはもちろん良いことしか書いてないし、「実際はどうなんだろう?」「せっかく貴重なお金と時間と労力をかけて受講するのだから自分にベストのオンライン英会話教室を選びたい!」そう思い立って、片っ端から色々なところの無料体験レッスンを受けてみることにしました。
ECCオンラインレッスンとECCウェブレッスンの違い
ECCと言えば、浅田真央さんのCMでもおなじみの子供向けの英会話や街中にある大人向けの英会話スクールでも有名な会社。きっと日本人の英語学習に対するノウハウの蓄積もあるのでは?そんな期待から、ECCオンラインレッスンを受けることにしました。
“ECC”“オンライン英会話”のキーワードでネット検索すると、まず見つかるのがECCオンラインレッスンです。
同じ言葉をキーワードにしたのですから、当たり前と言えば当たり前!(苦笑)でも、実はもう一つ、同じくECCを冠しているネット上の英会話スクールがあるのです。その名もECCウェブレッスン。ちょっと紛らわしいですね。
この二つ、同じECC系列であっても経営母体もレッスン形態も異なる別のサービスです。ですが、どちらも一般的なSkypeなどのオンラインサービスではなく、独自システムを使って授業を行います。フィリピン人講師だけでなく英語ネイティブ講師が授業を担当してくれたり、日本人による電話での手厚いサポートがあります。その分、通常のオンライン英会話と比べると割高な印象です。
私はたまたまネット検索の段階でこの二つの存在に気づきましたが、体験レッスンの最初にもこの説明をしてもらえました。今回は今まで経験したことのない独自システムを使っているECCオンラインレッスンを受講してみることにしました。
ECCオンラインレッスンの評価レビュー
サイトから、必須項目である名前、電話番号、メールアドレスを入力し、体験レッスンを申し込みます。その他にも入力項目がありましたが、必須でない個人情報は極力入れたくないので、それ以外の項目としては体験希望日時だけを入れました。
体験は早くても申し込みをした日の3日後からになります。先日受けた別のオンライン英会話では申し込みをしたらそのまますぐに体験ができたこともあり、この待ち時間にはちょっとがっかりしました。張り切っていた分、拍子抜けした気分です。
けれども結局、この3日間はレッスン環境を整える準備期間としてちょうどよかったです。今まで試してみたSkypeのオンライン英会話のシステムとは大きく異なり、レッスン前にアプリケーションのインストールやヘッドセットなどの機器の準備といった環境を整えておく必要があったのです。
レッスン環境の準備
申し込み時の注意事項として、オンラインレッスンを受けるために整えないといけない動作環境が細かく指定されています。
まずはパソコンの環境。一番わかりやすいところではWebカメラとヘッドセット。その他にも、CPUやメモリがある程度以上のスペックであること、ハードディスクに必要な空き容量があることといったハードウェア的要素や、OS、ブラウザ、Flash Playerのバージョンの制限といったソフトウェア的要素、そして通信環境です。
無線LANでは音切れが発生する可能性があり、有線への変更を求められることもあるとのこと。幸い今回使おうとしていたのは有線で繋がっているパソコンでしたが、その他のパソコンの細かいスペックは一見してはわからない項目なので、それを一つずつ確認するのはメカに弱い私には無理!というわけで、勝手に省略しちゃいました。
レッスン前には電話で丁寧に対応してくれ、環境面のチェックもばっちりできるので、結果的にそれでも大丈夫でした。
次に独自のアプリケーションのインストール。これはECCのオリジナルソフトでInternet Explorerなどのブラウザ上で動くWeb会議システム「VQSコラボクライアント」と呼ばれるアプリケーションです。
画面の指示に従いクリックしていくのですが、途中で動きが止まってしまいました。「そう言えば、ActiveXとかMozilla Firefoxの設定を確認するようメッセージが出ていたのによくわからなくて無視したなぁ」と、不安は増すばかり。家族で長年使っているパソコンで細かい設定がどうなっているのか全くわからないこともあって、途方に暮れてしまいました。
すばらしい電話サポート
ハラハラしながら大慌てでフリーコールのサポート窓口に電話しました。
最初、女性オペレーター、その後、よりコンピュータに詳しい技術担当の男性スタッフが対応してくれました。細かくこちらのパソコンの状況を確認した上で、途中で止まっていたインストール用ソフトのウィンドウを×ボタンで閉じて終了させるよう指示があり、それに従うとすぐにインストールは完了しました。そのあと念のための動作確認も一緒にしてもらい、本当に助かりました。
やはり電話ですぐに相談できるというのは心強いですね。新しいアプリケーションのインストールなんて、する前は面倒でなんだか怖い気もしたのですが、初心者の質問に対してもこうして手取り足取り丁寧に教えてもらえ、全く心配は要らないということがよくわかりました。
インストール時以外にも、システム利用時のちょっとしたトラブルやレッスンの受け方などへの相談も気軽にすることができます。
まずフリーコールというのが嬉しいです!丁寧に対応してくれても延々と電話代がかかるのは困ります。また受付時間が10:00から22:00と長いのも助かります。休日もありません。私は合計で6回くらい電話をかけましたが、一度も話し中がなく、すぐに繋がることもポイントが高いです。
そして何より、対応してくれたオペレーターがどの人も丁寧でわかりやすい説明をしてくれ、すごくよい印象を受けました。連絡するたび、こちらの名前を確認し、過去のやりとりを見ながら対応してくれているようで、一度聞かれたことは何度も説明しなくてもよく、非常にスムーズな対応が印象的でした。
英語ネイティブが売りの講師陣
オンライン英会話というとフィリピン人の先生という印象がありましたが、ECCウェブレッスンはフィリピン人講師だけでなくアメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランドといった英語を母国語とする講師陣を揃えていることが何よりの魅力です。
街中のECCの英会話スクールでも授業を担当している先生達がウェブレッスン専用の場所に来てレッスンをおこなうとのこと。ECCの教室運営のノウハウもしっかり生かされ、かつ日本人スタッフの目も行き届くのであればなおさら安心です。
個人的には“日本在住の”英語ネイティブというところに特に惹かれます。日本人の英語の特性を知っていて、日本の事情にも詳しいので、「京都に行ったことがある」「今、こんなことが話題になっている」というローカルな話題でも会話が弾みやすいので嬉しいです。
無料体験レッスンを受講した口コミ体験談
環境面の確認→スクールに関する説明→レベルチェック→体験レッスンと進みます。
環境面の確認はマイク、スピーカー、カメラといった周辺機器がちゃんと動作しているか、技術に詳しい日本人スタッフと電話で話しながら進めます。私はマイクがうまく反応せず困っていたのですが、パソコンが苦手な私にもわかるようにやさしく丁寧に教えてくれスムーズに設定が終わりました。
レッスン用のシステム上でうまく繋がったことが確認できたら、今度は営業担当の日本人スタッフと交代。レッスンや教材に関する説明に結構、長い時間がかかりました。HPを隅々までチェックして概要を既に知っている私には少々まどろっこしく感じましたが、何も調べずに体験レッスンを受ける人にはとても親切でわかりやすいと思います。
レベルチェック
次に同じ日本人スタッフによるレベルチェックです。今まで日本語で話していた人が今度は英語で質問してくるのでドキドキしました。日本人同士で英語を話すのはちょっと気恥ずかしいです。
内容は決して難しいものではなく、こちらが答えられると、次はもう少し難しい質問に変わります。
質問文への返事の次は英訳。日本語を見せられて英語に訳すように言われました。レベル的には中学2年生程度でしたが、実際の会話の場面に使われるような表現で「えっとどうやって訳そうか?」と迷うところもありました。そちらの気温はどうですか?このビルは何階建てですか?といった具合です。
最後に正誤問題。文章を見せられ間違っているところを選びます。ここではちょっと苦戦しました。間違っている箇所はわかるのですが、どう直すかが思いつきません。ここはヒントをもらって前置詞を関係代名詞に変えることで正解。
実はこれも中学3年生レベルの内容で、落ち着いて考えれば難しい問題ではありませんでした。こういった中学レベルの文法が会話のベースであることを改めて思い出しました。
レベルチェックの結果、8段階あるうちの5番目で中級と判定されました。これは「日常英会話には問題ない」というレベルです。
レッスン開始
その後、いよいよレッスンが始まります。レッスンには4つのパターンがあるのですが、今回は重要なイディオムを使いこなせるようにするレッスンを指定されました。
10分間、e-Learning形式での予習の時間を与えられます。
今回はLookを使った句動詞3つを使ったもの。Look after, look up to, look forward to といずれも中学校で習った基本イディオムです。これらの意味を確認し、正しい場面で使えるように3種類ほどの選択問題を解きました。
10分経つと画面に外国人講師が現れ、20分間のレッスンがスタートしました。リラックスした雰囲気の若いイギリス人の男性でした。大阪在住で私の住んでいる地域を旅行したこともあるということがわかり、簡単な自己紹介と短いフリートークで一気に打ち解けることができました。
とはいえ時間の制約があるので、早々と決められたカリキュラムへと進みます。先ほどの3つのイディオムについての勉強です。
まずは予習と同じ内容のテキストが表示され、先生の指示に従って答えます。既に知っているフレーズで、かつ授業の直前に予習をしているので、スラスラ答えられます。穴埋めのあとは答えが表示された問題文を読みあげてのロールプレイ。Aさんのパートを私がBさんのパートを先生が。次は交代といった感じです。他にも文章を先生が読み上げ、私がリピートするという練習もしました。
最後に同じイディオムを使った質疑応答をしました。「家族の中であなたの尊敬する人は誰ですか?その理由は?」という質問です。
ここで少しだけフリートークの要素が入りますが、今回であれば“世話をする”“尊敬する”“楽しみにする”という3つのイディオムに特化した話なので、それほど長く深くは話せません。そうこうしているうちに、あっという間に20分が終わってしまいました。
レッスン後、先ほどの営業担当の日本人オペレーターと話していると、すぐに講師からレポートが送られてきました。レッスン中に間違えた発音や文法をまとめてくれていて復習に役立ちます。こんなに早いフィードバックは今まで経験したことがなく、とても驚きました。
レッスンを終えて
レッスンを終えてみて「ネイティブ講師とのマンツーマンのレッスンとしてはちょっと物足りないな。もっと自由にフリートークを楽しめる時間が欲しかった。」というのが正直な感想です。
教材のレベル的にも少し低い内容だったと思います。ネイティブ講師からもより上級のレベルでの受講を勧められました。確かに、あの短時間の一問一答形式で正確なレベルチェックをするのは難しいと思います。実際に受講し始めれば、毎回のネイティブ講師の評価で適正なレベルに落ち着くのでこれは特に問題ではありません。
また内容についても、より自由に話せるディスカッションや場面別に使えるフレーズを勉強するレッスンもあるので、そちらも試してみるともっと自分に合ったレッスンが見つかりそうです。
英語のレベルだけでなく、それぞれの好みのレッスン内容というものがあります。具体的な希望がある人は遠慮なくどんどん伝えることで自分にぴったりと合った内容のレッスンを受けることができます。一方、英会話のレッスンが初めてで選ぶことができないという人は、勧められたものを順番にやってみるといいでしょう。ECCはカリキュラムがしっかりしているので基本から学びたい人にはぴったりです。
30分のレッスンのうち、ネイティブ講師との時間が20分というのは短く感じる反面、授業の前に必ず10分間の予習をするというのは普段自主的に勉強をすることが難しい人にはとても良いシステムだと思います。アウトプットも大事ですが、やはり必要な知識をインプットしないことには英会話力は上がりません。
英語以外の言語にも対応しているECCオンラインレッスン
実は韓国語も勉強したことがあり、近いうちに中国語を勉強したいと思っていた私。ECCオンラインレッスンの多言語対応はいいなと思いました。
- 中国語
- 韓国語
- フランス語
- スペイン語
- イタリア語
- ドイツ語
など、英語以外に複数の国の言語を学ぶことができるのです。
まだ英語なら、比較的簡単に身近な教室やオンライン講座を見つけられますが、それ以外の言語となると習い始めの最初の一歩がなかなか難しいのが現実です。是非、利用してみたいと思います。
ECCならでは!街中の英会話学校との連携
街中の英会話教室であるECC外語学院と同様のサービスが受けられることも大きな魅力です。
大阪と岡山にあるECCオープンスクエアで開催されるイベントにもECC在籍者として無料で参加できます。イベントの内容は非常に多彩です。ネイティブ講師や他の参加者と会話を楽しむフリートークは英語以外にも中国語、韓国語が開催されています。
フリートーク以外にも、中学生以上の女性限定の「英語でヨガ体験」、中学生以上が対象の「英語落語-日本文化を知る」など、英語“を”学ぶのではなく英語“で”学ぶという視点が新鮮です。
また、他の受講生との出会いや情報収集のためのイベントとして、20歳以上対象の「オクトーバーフェスト」、2019年新卒予定の学生対象の「就活交流会」、個人的には「韓国語×日本語おしゃべり交流会」といったイベントも面白そうです。
一人で勉強を続けていると行き詰ることもあるもの。オンライン講座と併用して、実際に人に会えるイベントを積極的に活用すれば、ネイティブ講師や他の受講生とも交流でき、ますます英語を使うことが楽しくなるはずです。
ECCオンラインレッスン評価レビューまとめ
英語ネイティブ講師やバイリンガル日本人講師がいるという点で大きな魅力があるのですが、費用が他のオンライン英会話と比べると高めなのがネックです。
けれども、ECC外語学院の生徒には入会金無料のサービスがあり、逆も同様ですので、現在、ECC外語学院に通っている人がオンラインスクールを併用して全体の受講料を抑えたり、ECCオンラインレッスンに入会した人がECCオープンスクエアのイベントに積極的に参加をするなど、リアルとネット、両方の良さを生かした受講をすればコストパフォーマンスが一気に上がります。
日本での英会話教育の実績が長いECC。カリキュラムやサポート面でも安心感が違います。ECCオープンスクエアのある大阪、岡山に通える方には特にお勧めです!
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